卓話

［2457回 例会］RI2780地区　ガバナー
佐野　英之様（秦野RC所属）訪問

［2780地区第7グループガバナー補佐　長谷部氏より佐野ガバナーのご紹介］
佐野ガバナーは、昭和18年1943年8月12日生まれの73歳。国内外で好評を博すモーツアルトを聴かせて醸造するお酒を作る「有限会社カナイ酒造」の五代目であります。
慶應義塾　法学部政治学科を卒業され、1983年10月25日秦野RC入会。秦野RC会長、数々の地区委員・委員長を歴任。多くの役職を兼任されております。詳しくはクラブ計画書をご覧頂ければと思います。

みなさんこんにちは。
ただ今ご紹介いただいた佐野です。酒造のほうは現実的には現役を引退しておりますので…もう息子の時代になっております。
さて、本日はまずジョン・ジャームRI会長の人柄をご紹介しようと思います。
彼は「人類に奉仕するロータリー」を掲げています。趣味は特になく「市民としての仕事が自分の娯楽」と言っているそうです。私もアトランタで会ったことがありますが背は1ｍ90㎝、体重100キロ以上の大男。人なつこいハンサムな紳士で「ポリオ撲滅2億ドルチャレンジ」を見事に達成した募金の達人と呼べる人物です。
石職人の家に生まれ、父親がポリオになり苦学しながら大学に通い、卒業後アメリカ空軍に入隊。ベトナム戦争に従軍。軍を退いてから故郷でエンジニアリングの会社に入社。10年後には共同経営者になった凄腕の男です。そんな彼の考えるリーダーとしての三要素とは

・常に紳士的であること
・誰にでも親身であること
・どんなことも達成することができること

また、彼は何回例会を開いたか？ではなく「あなたのクラブは地域社会にどのような変化をもたらしたか？」と尋ねます。
私はこの考え方により例会のあり方が変わりつつあると思います。
また彼が今課題として捉えているのは「RI理事会期間の短縮」「RI委員会の縮小」「経費のさらなる節約」などです。 今はロータリーの今後を決定づける歴史的な節目だと考えているようです。

さて、唐突ですが我々が集う一番の理由はなんでしょうか？
最も大切な目標、それはすなわち、「奉仕」ではないでしょうか。
目指すべきは、ロータリアンの数を増やすのではなく、ロータリーによる、よりよき活動をさらに多く実現させ、ロータリーのリーダーとなれるロータリアンを増やすことであると思います。
このことについてはポールハリスも晩年、「人類に奉仕するための大勢の努力の結集に限界はない」と語っています。

さてここからは地区戦略計画についてお話し致します。
地区方針は大きく3つです。

・戦略計画の継続
・3つの義務の遂行
・セントラルに10個以上の目標設定

さらに奉仕活動に積極的に参加することです。
3つの義務とは

・会費の納入
・例会への出席
・ロータリーの友＆ガバナー月信購読です。

さらに重点目標として