Isehara Rotary Club DISTRICT2780

伊勢原ロータリークラブについて

卓話

[2470回 例会]大谷 聰氏
久しぶりの卓話で緊張していますが、よろしくお願いします。
私も耳が遠くなってしまい、補聴器を欠かせません。せっかくなので、少し補聴器の話をします。
耳の具合は悪くなった時に大変ありがたいのですが、使っているとえらい不便だなと思うことがいくつかあります。 肉声よりも外部の音が強く聞こえてしまうんですね。風邪の音、雨の音だったり、トイレの流す音なんかはすごくうるさいです。

これらを解消する新しい技術が出るといいなと思います。安いもので¥30,000〜50,000くらいから、高いもので¥500,000ぐらいのものもあります。そんなに機能は変わらないと思いますが、みなさんも万が一必要になった時には、値段ではなく自分にあったものをお使いになるといいかなと思います。

お手元にお配りした資料は、老人会の連合会だよりです。地区の老人会には78歳ぐらいで入りました。 各地区に老人会はありますが、私の属している大田の老人会ですが、新年会、忘年会、お花見や総会もあります。阿夫利山荘に温泉にも入りにいきます。歳をとるとお風呂はとてもリラックスできますね。それを楽しみにしている方々もたくさんいます。
ご参考までに伊勢原市内の老人会会員は2,500名、グループは44あります。 卓話に際して、色々と考えましたが、少子高齢化を迎えまして、子どもの数が少ないから子育てや教育などにも老人が手助けしていかないといけないと思います。日本の高齢化は世界にも類がないと思います。元気な年寄りは伊勢原市内だけでも4,000名はいるんじゃないでしょうか?どうかロータリーでも老人が寝たきりにならないように、目を向けていただくのもひとつの方向性かと思います。元気な年寄りがさらに元気になるような奉仕活動など考えて頂ければと思います。

私はサラリーマンを辞めて20数年経ちました。勤めていたときは横浜銀行に30年、関連会社に5年おりました。60歳のときに地元の農協関係者からお声がかかって、非常勤監査役を4年間やりました。その時の代表幹事が内藤きんしろうさんでした。ある日、内藤さんから「大谷くん、農協関係だと付き合いが狭いから、ロータリー入って商工会などと関わった方がいいよ」という言葉を頂いてロータリーに入りました。いつの間にか20年経ちました。時の経つのは本当に早いなと実感しています。

お釈迦様の言葉で「今を大切に」という言葉を大事に生活しています。朝起きますと、一杯の茶を仏さんに用意し、お茶と梅干しを食します。そして自己流の体操をして1日をスタートします。
その後は、畑に行くのが楽しみです。

当時、ふれあい授業を担当しまして、農業の話をしようと思ってたのですが、そのときに池田小学校殺傷事件がありました。こんなタイミングだったので、生徒の前では農業の話をする前に命の大切さについて話をしました。命を支えるのは食べ物。食事の際は感謝して食べましょうといった話をした後に農業の話をしました。いろんな野菜にまつわる言い伝えなどを話すと熱心に聞いてくれたのを覚えています。
ロータリーのふれあい学習ですが、今年も実施されました。私の個人的な意見ですが、ふれあい学習の講師は、外部の方もいいんですが、ロータリアンが大勢参加するのがいいと思います。地元のこどもとメンバーが触れ合うというのがふれあい学習のいいところではないでしょうか?

最後になりますが、江戸中期の儒学者で貝原益軒(かいばら えきけん)という人がいます。健康の哲学書を84歳で書き上げた人で、「人の命は我にあり、天にあらず」という言葉を残しました。
とても良い言葉だと思います。そんな言葉をご紹介して今年度最後の卓話とさせていただきます。 ありがとうございました。

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ACCESS

伊勢原ロータリークラブ例会会場 和膳 照國
〒259-1133 神奈川県伊勢原市東大竹937-1/TEL:0463-92-1919

http://wazen-terukuni.com/

●小田急線伊勢原駅南口より平塚方面へバスで5分、馬渡停下車。
●伊勢原街道(61号線)沿い。
●伊勢原駅から1,326m
●送迎バス有り