まず職業奉仕委員長として、貝原家の末裔として、貝原益軒が著した養生訓という本を皆様にご紹介いたします。日本における医者の起源は16世紀、「薬師（くすし）」と呼ばれた和漢薬の専門家が医師の起源と言われています。生薬を用いて診療を行っていたそうです。貝原益軒は1630年に生れた江戸時代の本草学者です。最も有名著書が「養生訓」で、これは84歳の時に著した益軒最後の書で300年を超える超ロングセラー作品です。

　養生訓の中で貝原益軒は、養生に欠かせない概念として元気をあげ、元気は日々の生活で自らが作り出し、養うものであると述べています。元気を養う上で最も気を付けるべきこととして風、寒さ、暑さ、湿気などの外邪を恐れること、食欲、性欲などの内欲をこらえることの二つを挙げています。

　そこから140年後の2012年、健康食品の通信販売を行うある企業がトレーニングジムの1号店を神宮前にオープンさせ、一世を風靡しています。そこで最新の健康管理法で実際に健康を手に入れ、結果にコミットされた松下孝さんに体験談を頂戴いたします。

【松下会員のライザップ体験談】

　松下です。ライザップを体験してきました。当初体重85㎏でウエスト100は越えてました。ライザップは1クール（2ヶ月）16回分を1回50分、週2ペースで行います。入会金5万円、レッスン料298,000円、サプリ15万円で計50万くらいかかりました。
自分のペースでできたので結構楽でしたが。結果、体重72㎏まで落ち、肝機能や血圧値も下がり体の調子が良くなりました。今日時点で体重75㎏・体脂肪率12.5％でそれなりに維持してます。

【貝原会員の職業卓話】

◎どのような仕事か
私の仕事は、犬、猫、ウサギ、小鳥、ハムスター、フェレット、モルモットなど家庭で飼われている小さなペットが体調を崩した時に、原因を診断し、治療し、予防策を講ずる、いわゆるペットのお医者さんです。全身麻酔をかけての内視鏡検査や手術をしたりします。動物は言葉が話せないので問診できないところが難しいです。

◎利益をあげるための仕組み
犬をシャンプーして料金を頂く、診察をして料金を頂く、採血や注射をうって技術料を頂く、手術をして技術料を頂くなど、ほとんどが技術料です。使用する薬、サプリメント、フード等の販売益などは微々たるものでそれだけでは人件費もまかなえません。

◎利益をあげるための工夫
利益を上げる秘訣として、動物の治療は注射や内服薬の処方での内科治療が中心ですが、私の力で治した感覚に乏しいため、私にしかできない外科手術による治療にやりがい、こだわり、達成感を持っています。また手術は器具と腕があれば原価がかからず、在庫もいらず、利益率が高い治療でもあります。