伊勢原ロータリークラブについて
卓話
[2505回 例会]堀口 雅巳氏
こんにちは、望星薬局の堀口です。みなさんご存知の通り、望星薬局は外来患者さんの処方箋調剤を 行う薬局です。診療は病院の医師が、薬は薬局で、というスタイルは今でこそあたり前ですが、その 昔は診療をして処方箋も医師が仕入れて販売するスタイルだったのをご存知でしょうか。 その当時、医師たちは医療用医薬品を仕入れ値より安い値段で患者さんへ売っていましたが、当時の 医師会会長 武見太郎さん(愛称はけんか太郎。診療報酬を巡って厚生省と大げんかするなど、医師会の会長として 長年活躍された)が「これからは医薬分業だ!」という考えを提唱され、医師は処方箋を売って報酬を得るのではな く、「薬を処方する技術」を売って報酬を得ようということになったのです。 そんな経緯があり、望星薬局は昭和 50 年に東海大学医学部附属病院ができたときに、「東海大学病院の処方箋を受 ける薬局を」というのが開局の理由となります。ですから薬局名の「望星」という名前も、東海大学の総長の言葉が 由来となっています。ご清聴ありがとうございました。
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