伊勢原ロータリークラブについて
卓話
[2508回 例会]田中 徹氏
(地区会員増強・会員維持委員会委員)
地区会員増強委員長の田中です。
以前に行った会員増強・維持セミナーのアンケート結果の中から気になった回答を紹介いたします。
Q:会員増強を阻害する要因は?
A:新会員を勧誘するクラブの魅力、特長が不明瞭(42.7%)
Q:会員増強・維持のための議論は行われているか?
A:ほとんど行われていない(25.5%)
ほとんどのクラブで、上記のようなアンケート結果になっております。
会員増強の阻害要因を放置するとどうなるでしょうか。
会社の事業に置き換えると、危機的状況に陥ることが見えてきます。
■会員増強の手法がわからない
→新規客の発掘とクロージング方法がわからない[手法・仕組みの開発と実践]
■クラブの魅力・特長が不明瞭
→自社商品のメリットがわからない[商品の見つめ直し、魅力の可視化]
■新会員の入会基準が厳しい
→新規客の取引基準が厳しく取引が実現しない[取引条件の見直し]
■会員増強活動の推進リーダー、旗振役がいない
→営業リーダーがいない[人事の刷新]
■会員増強の風土、雰囲気が希薄で現状の会員数、構成に満足
→新規開拓に取り組む意識、習慣、風土が希薄[効果的な対策は難しい]
会社であれば、こういった状態が続けば倒産になってしまう。
ロータリーに置き換えてみると、クラブの消滅につながってしまうでしょう。
一部の会員だけに任せる会員増強活動ではなく、
クラブ全体で増強活動が継続される仕組みをつくることが重要だと考えます。
具体的な確認・検討事項としては
◎会員増強の中期(3-5年)計画はあるか?
◎クラブのPRポイントは整理されているか?
◎クラブで特長的な奉仕活動を行っているか?
◎クラブの特長を発信するツールはあるか?
◎会員候補のターゲットは明確か?
◎年間の人材発掘プロモーション企画はあるか?
◎クラブのPRポイントは整理されているか?
◎クラブで特長的な奉仕活動を行っているか?
◎クラブの特長を発信するツールはあるか?
などがあげられます。
以上です。ご清聴ありがとうございました。
過去の卓話をみる