セコムしてますか？！でお馴染みのセコム（株）太田です。本日は宜しくお願いします。
最初にセコムのヒストリーをお伝えします。セコムは1962年7月7日に日本で初め ての警備会社として創業しました。当時の社名は日本警備保障（株）です。創業者は 飯田亮（まこと）と戸田壽一です。何故創業者の二人が警備会社を作ろうと思ったかと 言うと、ヨーロッパで暮らしていた友人が久しぶりに帰国し、会食していた際に、ヨー ロッパには警備を業務にしている会社があると教えられ、日本にはまだないビジネスで あることから、これだ！と30分で決断したそうです。創業当時は巡回警備と常駐警備 のみの人的サービスしかなく、全く契約してもらえませんでした。創業から2年後の1962年に東京オリンピックで選手村の警備を担当したことで飛躍的に知名度が高まり、契約数も増えて行きました。さらにその翌年に「ザ・ガードマン」というテレビドラマが始まり、このモデルはセコムです。最高視聴率は40％で、警備会社の知名度がアップしました。これにより契約数もどんどん増えましたが、警備員による不祥事が多発しました。具体的には宝石店の警備員が宝石を盗む等です。これにより会社の存続が危ぶまれるほどの大問題になりました。この時にも創業者の二人は根気よくお客様に説明をして回りました。
当時、連続射殺魔という事件が発生していて、ある宝石店に警備に入っている時に深夜その犯人と出くわしました。相手は拳銃を持っていますが、警備業のルールとして、警備員は逮捕の権限を持たないので、警棒しか持っていません。その状態で、警備員は果敢に犯人を確保し逮捕に至りました。そのことで、セキュリティの良さが広まり、さらに会社が大きくなりました。最初に年間1件しか頂けなかった契約ですが今では人感センサー等の機械を使って駆けつけるサービスを1966年に法人向けセキュリティとしてスタートし、それに遅れて15年、1981年にホームセキュリティがスタートしました。今では法人契約数104万件、家庭向けホームセキュリティ契約数128万件という契約を頂いております。セコムの社名の由来はSecurity Communicationの略です。創業から20年後に変更となりました。
東京オリンピックの警備をさせて頂いてから契約数を伸ばした背景がありますので、来たる2020年の東京オリンピックに向けて、より一層力を入れています。東京オリンピックでは民間警備員が14000人必要と言われていますが、人手不足が発生しているため、世界初の警備JVの設立が決まりました。東京2020大会警備JVです。色々な警備会社が力を合わせて、2020年のオリンピックを成功させる取り組みをしています。
質疑応答
Q自動車・バイクの盗難については？
AココセコムというGPSがありまして、盗難にあった車両が今どこにあるかをセンターで 追うことができます。
Q最近学校で子供の見守りの為にシステムを導入している学校があるが、セコムではそのよ うなサービスはありますか？
Aセコムでは多様なサービスを取り扱っているので、お客様に合ったサービスをご提案できますbr。
Q独居老人の見守りサービスはありますか？
Aあります。ウェアラブルデバイスの時計が、倒れたことを検知します。そして信号をホームセキュリティを使って送信 します。また、屋内の人感センターもあります。12時間人の動きが無ければ、セコムの隊員が伺うサービスです。