Isehara Rotary Club DISTRICT2780

伊勢原ロータリークラブについて

卓話

[2585回 例会]荒巻 哲朗氏
本日の卓話はボーイスカウトについてお話させて頂きます。私はボーイスカウトに10歳~18歳まで入団しておりました。ボーイスカウトは1907年イギリスのべーゲン・パウエルという退役軍人が20人ほどの少年を集めて、無人島でキャンプをしたのを始めとし、その体験談を翌年に出版し、それがイギリスを始めヨーロッパでベストセラーになり、それが元で活動が活発になりました。日本では1916年大阪で少年団が日本連盟ということで発足したそうです。ボーイスカウトは年齢によって、色々と分けられています。ボーイスカウトの活動を私の体験でお話させて頂きます。
ボーイスカウトの活動の目的はキャンプです。キャンプを通じて学ぶことにあります。人間としてどうあるべきかの倫理観、自立心、向上心、冒険心、勇気、協調性、技術力、応用力、感動し感謝を持つ心、そのようなことをキャンプを通じて学びます。具体的には、週1回、ロータリーで言うところの例会のような集会があります。その集会でキャンプの技術を学びます。例えば衣食住の衣については着ることではなくボタン付け、裁縫等を学びます。食については、かまどの作り方、食材の選び方、保存の仕方を学び、住はテントの張り方、その他応用として、道具(小刀、なた、のこぎり)の使い方等を学び、木、つる、草等を利用して住みよい環境を作ることを学びます。道具はどのように使えばいいかどのように応用すればいいかを考えます。そのようなことを皆と一緒にやって行くうちに協調性や友情が生まれてきます。私が入った当時はそのようなことをしておりましたが、当時と今とでは社会情勢や取り巻く環境が大分変化したので、今のボーイスカウトの活動が当時と同じではないかと思いますが、基本は一緒だと思います。キャンプの為に必要な経費はそれぞれの親が出していますが、渡航費等金額がかさみます。その為、助成金を出しています。
ロータリーから助成金を差し上げる以上、何のために助成金を渡しているのかをご理解いただいた上で助成をすれば大変有意義なことになると思います。今後とも青少年の育成の為にご寄付をお願いいたします。

過去の卓話をみる

ACCESS

伊勢原ロータリークラブ例会会場 和膳 照國
〒259-1133 神奈川県伊勢原市東大竹937-1/TEL:0463-92-1919

http://wazen-terukuni.com/

●小田急線伊勢原駅南口より平塚方面へバスで5分、馬渡停下車。
●伊勢原街道(61号線)沿い。
●伊勢原駅から1,326m
●送迎バス有り