Isehara Rotary Club DISTRICT2780

伊勢原ロータリークラブについて

卓話

[2623回 例会]礒﨑 貴史氏
【2019年度台風15号、19号について】
先日の台風19号では、20年間消防団をやっていて、避難所がいっぱいになるのは初めてでした。
伊勢原中学校:一時400人近くで体育館がいっぱい。駐車場が狭いため、15時到着時には駐車場満員でした。
石田小学校:一時200人超
高部屋小学校:夜間30分ほど停電
自動車で避難するのであれば、かなり早めでないと駐車場はありません。できれば電話やインターネットなどで確認した方がいいです。(場合によってはたらいまわしとなる)避難するときは、一人で行動せず、かならず複数の人数で行動をしてください。一人で行動した場合に何かあっても、助けてくれる人がいません。
暴風域圏内に入ってからは非難しない方が良いです。ハザードマップを確認し、浸水想定高さが3m以内であれば、2階への直上避難の方が良い場合もあります。
※避難所はホテルではありません。水や食料など持参してください。
今回のことは幸いにも被害が少なかったので、忘れないうちに家族と反省、シミュレーションを行い、避難場所や連絡方法などのルールを作ってください。自然災害です。基本的には自己責任において行動しなければなりません。自助、共助、公助の順番です。忘れずに。

  【SNSを用いた広報について】
私がロータリーに入会した時は、ロータリーの活動について何も知りませんでした。その時のロータリーのイメージはお金持ちの社長さん達が高級クラブでお酒を飲んで、時にはゴルフをしながら地域の話や経済の話をし、余った会費の中から交流や看板設置等をして、その他お祭りの協賛等をしている程度と思っていました。昨今もロータリーのイメージは同じようなものと感じます。そこで、現在の広報手段として考えてみますとロータリアン向けにはほぼ合格点ですが、ロータリアン以外の方向けにはタウン誌投稿やホームページだけではSNSの時代に置いて時代遅れであると思います。
中長期計画の策定が第一、その中で自分たちがどう見られたいかということです。令和の時代にあっても秘匿の美、隠匿の美を求めるならやらなくともOKかも知れません。しかし、他のクラブは5~6年前からフェイスブックを初めている所もあります。
当クラブとしては、どの層に何を訴えるのか、どの活動に重きを置くのか、(全般的なイメージアップ、会員の維持、新規会員の募集、奉仕事業の協力者の参加呼びかけなど)この辺が決まらないとSNSの選定や活動をどこまで公開するかが決まってこないと思います。
◆問題点◆
・継続的にやらなければ効果は見込めず、単年度広報委員で大丈夫か。クラブの中にはSNSに詳しくない人も多く、管理者の負担にならないか。クラブ内の人事が固定化するおそれもある。
・投稿の責任者、それとも全員でやる?ラインのようにこれも一興。この場合のチェックは効かない?
 長く続けるためには投稿や管理返信事務の削減、他SNSとの重複投稿システムの構築が重要となる。
1. 1. 省力化。例:1つのフォーマットに投稿するとすべてのSNSに投稿できるようにするシステム。
2. 2. SNSチーム。人材育成が必要。もしくはお金で解決して外注。続けるには単年度では限界あり、中長期計画の中でのイメージ戦略に基づく手法が必要。 懸念ばかり恐れをなして、めんどうくさがっていては何もできません。まず1歩を。と言いたいところですが、何も決めずに私一人でフェイスブック始めますか?えいやーで、相模原橋本クラブをまるパクリ、オマージュし、フェイスブックで実験しますか?これだと長続きしない可能性大です。さらに公開範囲も含め権限がはっきりしないため、運営の人格によっては政治色が入ったりしてクレームの嵐が来ることも考えられます。

  どうやっても時間がかかることは確実。ここに係る体力で他のこともできるので、効果が期待できなければ、やらないのも一択、実験的に始めるのも一択です。

貴重な時間とお金を割いた奉仕活動
多幸感、達成感、一体感
ロータリアン以外の人にも伝えたい
できることなら自分の仕事にもつなげたい。でないと気力がもちません。

広報委員単独ではSNSの開始は難しく、引き続きクラブ内理事会等での議論や指針を示していただくことを期待して本日の卓話とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

過去の卓話をみる

ACCESS

伊勢原ロータリークラブ例会会場 和膳 照國
〒259-1133 神奈川県伊勢原市東大竹937-1/TEL:0463-92-1919

http://wazen-terukuni.com/

●小田急線伊勢原駅南口より平塚方面へバスで5分、馬渡停下車。
●伊勢原街道(61号線)沿い。
●伊勢原駅から1,326m
●送迎バス有り